訪問マッサージを30年してきて思うこと

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私が訪問マッサージを始めたのは昭和60年でした。昭和52年に始めた健康器の販売が失敗しました。それがきっかけで す。そのときすべてを失いましたが、残ったのは健康器の販売のために学んで取得した、マッサージや指圧の技能だけでした。治療院を構えて再出発したかったのですが、それができる状態ではなかったのです。思いおこせばあれから30年が過ぎました。街には整骨院やクイックマッサージが溢れている現状です。さきがけの訪問マッサージ会社

そんな競争の激しい業界で生き残れたのは自分でも不思議な気持ちです。人はよく「あの時は辛かったが、思いだせば楽しい思い出だ」とよく言いますがそんな生易しいことではありませんでした。その苦しい状況を必死の思いで頑張れたのは「これしかない」という不退転の決意でした。私は今年三月で80歳になりました。まだ現役ですがやがて廃業の時を迎えるでしょう。続く若い人たちに私の仕事をする時の心得を残します。お断りしておきますが、私の成功話ではありません。こうすればよかったという反省の意味を込めて、私にはできなかったことを書きます。

    ■家を訪問する時に守るべきこと。
  • 1)予約日を自分の都合では変えない。
  • 2)約束の10分前に着く。早い時は近くの公園などで時間待ちをする。
  • 3)玄関で履物が乱れていたら並べ直しておく。
  • 4)茶菓は丁寧にお断りする。
  • 5)お手洗い(便所)は原則借りない。
    • ■マッサージをする時間の配分と言葉の使い方。
  • 1】基本と応用の二つに分ける。応用はリクエストをもらい、それに応える。自分の勝手な判断はしない。
  • 2)身体の弱点は指摘しない。むしろ良いところをさりげなくほめる。
  • 3)ここは痛いだろうと思っても「痛いですね」とは言わない。その逆で「痛くないですね」と誘導する。
  • 4】終わった時「次の時はもっと楽にできますよ」と前向きに誘導しておく。
    • ■絶対に守ること。これを守らないと必ず失敗する。
  • 1)他のお客さんのことはしゃべらない。自分のことを誰かにしゃべられると思い敬遠される。
  • 2)料金は決めた通りにする。日によって変えない。おつりがないからという理由で余分には預からない。おつりは必ず準備しておく。
  • この最後の二つは最も大事なことです。一つはプライバシーを守ることであり、もう一つは命に次に大事なお金のことだからです。
    最後にもう一度お断りしますが、私がこうしてきたという話ではありません。振り返って反省をして、あのときには「こうすべきだった」ということを書いたのです。
    参考;基本的にこういうマナーはとても大切です

    マッサージ師というやりがいのある、素晴らしい仕事

    マッサージ師に、皆さんはどんなイメージを持っていますか?しんどそう、自分にはできないと思うでしょうか?それも当然かもしれません。しかし私にとっては、マッサージ師は素晴らしくやりがいのある仕事です。
    ではどうしてそのように感じるかについて、伝えたいと思います。まずヘルパーは、今の高齢化社会の日本を支える仕事です。今後、お年寄りの数はさらに増えていくことでしょう。
    ケアマネージャーになるためには

    もし自分の家族に介護が必要になったら、どうしますか?ヘルパーである私は、自分で家族を世話することもできますし、またヘルパーとしての経験を活用して、介護制度も利用しやすいと思います。
    その意味で、より今を生きやすい仕事であると言えると私は感じています。また資格についてはどうでしょうか?もし経験を積んで、ケアマネージャーになることができれば、より深く介護に携わることができます。

    自分の家族の介護について悩んでいる方に、実際的にまた親切な形でケアプランを提示することができるのです。ご家族と相談して、ケアプランを決めていきます。
    その作業は、親身に相手のことを考えないとできない仕事です。しかし結果として、介護が必要な方やそのご家族の笑顔を見ることができるのは、とても喜びです。

    私自身も自分の祖父母が、介護が必要になった時、多くのケアマネージャーさん達にお世話になりました。本当に感謝しています。今度は、私がみなさんのために親身になって働きたいと考えています。
    そういう意味で、わたしはマッサージ師はとてもやりがいがあり、素晴らしい仕事だと思います。